(ガテマラ ウエウエテナンゴ)
ラ プロヴィデンシア農園ゲイシャ
産地:Huehuetenango(ウエウエテナンゴ)
農園名:La Providencia II(ラ・プロヴィデンシア農園)
標高:1,600-1,850m
農園主: Hugo Anzueto (ウーゴ アンスエト氏)
等級:SHB
精選方法:Washed
品種:ゲイシャ種
SCA評価:84.125点
【農園名の由来】
キリスト教の人生観「神の摂理 La Divina(神) Providencia(摂理)」から名づけられました。
La Providencia農園 はI, II, IIIと3つありますが、それぞれキリスト教における3つの大切なもの「神」「イエス」「精霊」に見立てられています。ウーゴ
アンスエト氏が所有しているのはIIのみで、IとIIIは別のオーナーのものになります。
【農園詳細】
この農園は、ウエウエテナンゴのSan Pedro
Necta(サン ペドロ ネクタ)という、中米の山脈の中で一番高い山脈であるLos Cuchumatanesの近くという素晴らしい場所にあります。
初代のAlfonso Anzueto氏は1937年に始められ、代々Anzueto家によって営まれ、ウーゴ氏で三代目となります。また、農園には1940年代に教会が建てられましたが、1980年代に内戦時に破壊されてしまいました。
しかしその後、平和の歌を唱え、再建・修復されました。
ウーゴ氏は、コーヒーをよく手入れし、適切な農業をおこない、ウェットミルでの作業に十分に配慮することで最高の品質を提供できると信じています。
この農場の総生産量は1100袋(69kg/袋)で、カトゥーラ、カトゥアイ、パカマラ、ゲイシャのマイクロロットを生産しています。
また、COE 入賞履歴が複数回あります。
【今後も発展】
ウーゴ氏の甥である、生産者であり輸出業者であるダニエル夫妻は、地元ウエウエテナンゴで from seed to cup を実践しています。2 人のネットワークを活かして多様な栽培品種の栽培に挑戦中で、2019
年はゲイシャを新たに 10 万本植えました。ダニエル夫妻は勉強熱心で、とても情熱的にコーヒーと向 き合っていますので、今後の発展も楽しみです。